品質システム四方山話 No. 231

信号機の話


 今週は本社総務課長補佐より寄稿頂いたので紹介します。

私はドライブが好きで、休日にはよく、往復3時間程度の距離を走ります。また当社の場合は社員のみなさん自動車通勤であり、そのような意味でも電車やバスが整備されている都会よりもかなり深く、私たちの日常生活と道路は密接な関係があります。

そのような日常のなかで私は、ここ数ヶ月のうち新しい信号機に気づきました。

ひとつは車両感応式信号機で、“感知中”という表示機能が追加されました。そしてもうひとつは高輝度LED(Light−Emitting−Diode発光ダイオード)式の信号機で、これまでにない鮮明な色の表示になりました。いずれも運転していて感心する、私にとっての満足度向上です。ちなみに“感知中”の表示もLEDです。

今までの感応式信号機は、いつになれば信号が変わるのか不安がありました。特に冬の寒い日などは何分待っても信号が変わらず次第に腹が立つこともあります。“感知中”という表示機能が付いていると、「今オレの車を感知しているんだな。」と何やら信号機を愛おしくなります。また、LED式信号機は(私が見た限りでは)新設工事の場合にほとんど採用されているようで、当社が所在する市内の身近な道路でも見ることができます。LED式信号機は太陽の西日が直射しても、高輝度のため、はっきりと判別できます。みなさんも日差しの強い日の運転時、信号が赤なのか青なのか、わからない経験をしていると思います。これは色ガラスを電球で光らせる電球式信号機の問題点であり、色を持つ発光ダイオードそのものが光るLED式の出現でこの危険が解消されるようなのです。さらに良い点は、消費電力もかなり少なくなるということで環境に優しいようです。

さて、この信号機とISO9001が関係あるのか?この場に投稿する価値はあるのか不安になってきますが、私は次のように(かなり強引ですが)結論づけます。

当社品質マネジメントシステムは官公庁等の発注者を顧客として想定しており全く正しいことですが、もう少し広範囲に考えますと当社が発注者に提出する(土木設計等の)成果品は、施工業者によって構造物という形になり、最終的に使用するのは主に我々一般人です。そうゆう関係を考えると、成果品が形となって世の中に出たものを直接使用する人々を満足させることが究極の顧客満足ではないのかと思います。つまり我々自身が日常生活で使用して満足できるものを目指していけば、直接の顧客である発注者の満足度を向上させることにもなるのではないでしょうか。あまりにも飛躍しすぎの感も私自身ありますが、我々はこれから何をすればよいのかということを考えれば、これもひとつの道だと思います。発注者が求めていることを問題なく成果にすれば、そこそこの評価は得られるでしょうが、出来るのならもう一つ上を見て、当社の発注者からサービスを受ける人々がもっと満足する技術提案をしていかないと、さらなる発展はないと思います。そのためにはやはり新技術や世の中の情報に敏感な技術者であることが必要であると思います。


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