品質システム四方山話 No. 236

今年度の反省


 今週は本社の井上さんより寄稿頂いたので紹介します。

今年度の反省

年度末の時期になり、今年度当初に計画した個人目標の達成評価を終え「ほっ!」としています。でも実際には目標の達成度が思っていたよりも低く、反省しつつも次年度には今回達成できなかった部分を是非達成したいと計画しています。

 

ISOの動き

新聞やネットの記事を見ると地方自治体のISO認証取得が増加していると感じ取れます。そのほとんどが環境ISOでの認証取得なので品質ISOについてはどのように考えられているのでしょうかね?世の中の方向としては環境保全、資源節約、経費削減に向いているので、環境ISOのように結果が数値(金額等)で確認できるシステムがもて囃されるのか!と勝手に解釈しています。それに比べて品質ISOは、達成の結果がなかなか数値=金額では表現できないですよね。しかし金額は抜きにして、ある一定期間での目標を設定しその目標を達成できたときの喜びはなかなか快感なのかもしれません。その達成が金額で表れてくるのですから、尚更ナンでしょう!

ところで僅かですがこの認証取得した環境ISOを登録返上し、「自己宣言」(自主的な取り組み)という形に切り替えている例があります。もちろんISOを認証して数年の運用と、十分な効果を確認してからのようですが。登録返上の理由は定期審査や更新審査で発生する費用をも削減する、というのが根本にあるようです。確かにISOの場合は認証取得が終着点ではなく出発点で、そこから維持・継続し続けなければなりません。また定期的に第3者機関(審査登録機関)の審査や認定更新が必要で、それに掛かる費用も考慮せねばならず会社もしくは自治体の規模によっては結構な負担になっているのも事実だと思います。審査に掛かる費用は審査登録機関によって様々で、いわゆるピンキリのようですが何故そのような違いが出ているのかは分かりませんね。(興味のある方はHPで調べて見ましょう)

しかし登録返上した場合は、この第3者機関による審査が無いわけですから「自己宣言」での継続運用をしても外部からみれば「信頼性」が問題になります。この「信頼性」を少ない費用で立証できれば何ら問題は無くなるのではないか。個人的にはISOの認証取得に関係なく、その目的と方向が同じであれば、組織自体の負担が出来るだけ少ない方法を取るのが最良だと思っています。とは言っても当社の場合は「品質ISO認証取得」が業務上必須なので、余程の変革がない限り現状維持なのでしょう。

「自己宣言」は環境ISOが今のところ主のようですが(もしかしたら品質ISOで実行されている組織もあるかもしれません)、今後はこのような方式が普及していく可能性も充分に考えられるわけで、また新たな規格が誕生することにも繋がっていくことになるのではないでしょうか。

言いたい放題な文書(内容を深く突っ込んでない文書)になってしまいましたが、来年度も当社ISOシステムを運用しつつ今後の動向をうかがっていきたいです。


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