品質システム四方山話 No. 237

1?年一昔


 今週は本社のISOやさんより寄稿頂いたので紹介します。

暖かくなってきた季節とともに入社式の話が飛びかうなか、新しい年度の始まりと春を感じます。

 

私もこの会社に入社して15年目の春を迎えます。

入社当時から比べると作業は大きく変わりました。手で書いていた図面が今では機械がキレイに何枚でも出してくれるようになり、ミスした線を消している姿はほとんど見ることはなくなりました。

特に電算化され図面作成の過程が大きく変わったと思います。

以前は、上司が準備した元図にフィルムを重ね、ペンで線や点を墨入れしていました。均一な線や見やすい文字を書くためには技術の鍛錬が必要です。

現在では、その作業をパソコン画面で行うようになりました。

ですから元図が正確であればミスのないキレイな図面が作成できます。手で書いていた時に比べればおもしろみが減ったかもしれませんが、思い通りに出来上がったときの満足感は同じだと感じています。

また、電算化された今でも担当者の工夫しだいで見やすい図面とそうでない図面の差があるな〜と感じることがあります。やはり業務を理解し図面の用途を理解することが必要だと思います。

業務内容に詳しくなければ元図が間違っていても気づかず、うっかりミスをしてしまう事があるかもしれません。

作業方法は変わっても、基本となる業務知識を身につけることは今も昔も変わらず大切だと思います。技術の進歩が良いことばかりだとは思いませんが、作業の効率化とミスの削減につながったと思います。

 

それでは、ISOを取得してからの作業はどう変わったでしょうか。

取得前も上司が適当な時期に図面をチェックしていたのでそんなに変わってないのかな〜と感じるところもありましたが、よく考えてみると取得後は検査を何時、誰が、どのように実施するかが明らかになり検査した記録が残ります。

検査だけでなく、誰がどの工程を担当するかが明らかになるので作業も進めやすくなります。その反面責任も出てくるので仕事に対する姿勢も変わったと思います。これからも良い成果を作成するために技術力の向上に努める事が必要だと感じます。

10年一昔と言いますが、情報技術の発達で予想以上に作業方法が変わりました。でも、品質の良い製品を提供するという気持ちはいつまでも変わらないと思います。


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