先輩社員の声

建設コンサルタントの仕事は、
まだまだ一般の方々からの知名度が低いようです。

今回は弊社の社員6名から、測量や設計が
どういう仕事なのかを語ってもらいました。

6人の先輩社員

一日のスケジュールを教えてください。

落合

弊社は調査測量担当と設計担当の2つの部署に分かれていて、それぞれでスケジュールが違います。
われわれ調査測量担当は、基本的に一日中現場にいます。朝から3~4人のチームで川やダムなどの現場に行って、皆で協力しながら調査・測量をします。
夕方になって会社に戻ったら、パソコンに打ち込むなどのデータ整理です。
冬、雪が降ると現場作業ができなくなるので、秋から雪が降りはじめるまでが勝負のときになります。雪が降ってからは、会社でデータを整理するのが主な業務になります。

松田

設計担当は、会社内での業務が基本です。測量のデータから計算したり、図面を書いたりしています。
時には自分で現場まで調査に出かけたり、発注者のところで打ち合わせしたりすることもあります。

仕事のやりがいは?

落合

われわれの仕事は、間接的に社会に貢献しているインフラ整備です。災害派遣で困っている地域の支援をすることもあります。社会貢献のできる仕事だというところにはやりがいを感じています。

松田

私の仕事は設計なので、重機で土を掘るといった土建会社のやるような作業ではないのですが、自分で書いた設計が数年後に形になったときにはとても達成感を感じます。

長澤

測量の現場が危険だったり、過酷だったりすることがあるので、ケガもなく無事にやりとげたときには達成感がありますね。

佐藤

川の氾濫など、災害に備えて測量する仕事で、実際に氾濫ブロックができると、自分の仕事が目に見える形で表れるのでうれしいですね。

星川

地元なので、地域社会に貢献できることにやりがいを感じます。

八鍬

あまり目立つ仕事ではないですが、地元のインフラの基礎となる仕事に関われることがうれしいです。

大変なこと・苦労することは?

八鍬

自然が相手の仕事なので、山に入ったり、川の近くの作業だったり、天気が悪いときが大変だと感じます。

星川

暑い日の現場作業や、鎌で草刈りをしなければならないときなどですね。

佐藤

冬期は会社内での作業が基本ですが、たまに雪の中で測量をしなければならないときは大変です。

長澤

現場が山、川、ダムなど、一般の人は立ち入らない危険なところがあることです。蜂、蛇、熊などが出る場所に行くこともあります。

松田

設計という仕事には、正解がないところです。100人いれば100パターンの設計ができるわけで、自分のやった仕事がベストなんだと、発注先にどう説明するかに苦労しています。
入社して34年経った今でも、そこだけはいつも大変な思いをしています。

落合

現場の作業ももちろん大変なのですが、資格の取得で苦労を感じることもあります。われわれの業界は資格が必須なので、常に新しい資格を取っていかなければなりません。
仕事が終わってから家で勉強したり、協会主催の講習会に頻繁に参加したり、日々働きながら並行して資格取得をしていくのは大変な部分でもあります。

職場の雰囲気はどうですか?

落合

ほぼ最上郡内の出身者で、もともと社員同士で知り合いだったということがよくあります。よくよく聞いてみたら、実は親戚同士だったという社員もいるようです。
そういう職場なので、アットホームな雰囲気で働きやすいと思います。

残業や休日出勤はありますか?

松田

土建会社の仕事内容は、映画やドラマなどで働く姿がよく描かるので一般の方もイメージしやすいでしょうが、測量や設計という仕事は一般にはあまり知られていません。そのため、若い人材が入りにくく、人手不足になりやすい業界で、残業しなければならないことも昔は多々ありました。
最近では働き方改革が始まって、国の方でも労働者のワークライフバランスを考えるようにという指導がありますので、残業はだいぶ減っています。

長澤

大雨などの災害時には、緊急で対応しなければならないので、残業はせざるを得ないですね。測量という仕事の宿命だと思っています。

これからの目標はなんですか?

落合

弊社はベテランと若手ばかりで、中堅の30代が少ないんです。私は50代なのですが、あと数年で退職してしまうので、今のうちに自分の技術を若手に継承していきたいと思っています。

松田

私も同じです。自分自身、覚えなければならないこともまだまだありますが、私がこれまで積み重ねてきた経験や知識を、少しでも多く後輩たちに伝えていくつもりです。

長澤

自分たちの業界では資格がないとできない仕事があるので、資格取得をがんばっていきたいです。

佐藤

日々の仕事を一つ一つこなしていくことが目標ですね。

星川

まずは今やっている目の前の仕事をしっかり覚えることです。
資格を取るためには勤務年数も要件になるので、まだ先のことになるとは思いますが、その時にはしっかり取得できるようにがんばりたいと思います。

八鍬

まったくの異業種から入社したので、まず仕事内容を覚えることです。
それから、この仕事に絶対必要な測量士補の資格は、来年にしっかり取れるようにがんばりたいです。

入社して間もないお二人に質問です。
前職のことと、弊社に入社した理由を教えてください。

星川

大学を卒業するときに測量士補を取得していたので、資格を生かせる仕事をしたいと思って建設コンサルタントに就職しました。
以前は仙台にある同業種の会社に勤めていたのですが、地元に帰って来たいと思ってこちらの会社に入社しました。

八鍬

前職ではホームセンターに勤めていました。そのころから地元に貢献したいという思いがあり、お客様一人ひとりの生活に役立てる仕事だとは思っていました。
しかし、他店へ異動するお話しが出たのをきっかけにいろいろと悩みまして、この地域に貢献するにはどうしたらいいのかを考えて選んだのがこちらの会社でした。

今後、測量や設計のお仕事は
どうなると思いますか?

落合

社会インフラの維持管理は必要なので、なくなる仕事ではないでしょう。ただ、どんどんと電算化や情報化など、仕事のやり方や技術がどんどん変わってきている部分はあります。

松田

私が入社したころは、新しく道路をつくったり、構造物の整備をしたりといった仕事が多かったのですが、あれから30年以上たって、仕事もだいぶ変わってきました。
最近は、今ある構造物をメンテナンスして、長く使っていくことを目的とした業務になっています。

就職を考えている若者にメッセージをお願いします。

八鍬

私のような未経験の者には学ぶことが多いのですが、先輩方がしっかり教えてくれるので、安心して入って大丈夫だと思います。

星川

大学で多少土木のことを習ってきたのですが、実際に現場で仕事をすると違ったことが多々あります。わからないことがあれば、先輩方がやさしく教えてくれます。

佐藤

専門的な仕事なので、実際にやってみないとわからないと思います。とりあえず入ってみて、それから自分に合うか合わないかを判断してもいいのではないでしょうか。

長澤

うちの会社は、年齢に開きがありますが、皆仲がいいと思います。ですので、人間関係の部分では安心してください。
地域に貢献したい人には一番の近道だと思うので、ぜひ入ってください。

落合

男性ばかりの職場なのですが、最近はどんどん環境が変わってきていて、設計をやりたいという若い女性も入ってくるようになりました。
土木関係では女性が増えてきているので、この業界もこれから雰囲気が変わってくるだろうと思っています。

松田

職人気質の業界といいますか、資格を取って一人前になるまでには5年、10年はかかります。下積みが長くはなりますが、仕事がこなせるようになればやりがいが見えてくるので、最初は我慢して働いてみてください。